腰痛になりやすい注意すべき生活習慣とは?

腰痛は、慢性化しているものほど、生活習慣との関係性が強く、その原因となっている習慣を修正をしていかないと、腰痛自体がよくなってこないものです。

ここでは、腰痛になりやすい生活習慣について考えてみようと思います。

腰痛を引き起こす生活習慣にはどのようなものがあるのか?

腰痛の原因で最も多いのは「座っている時の姿勢の悪さ」

猫背で悪い姿勢のまま作業する女性のイメージおか鍼灸整体院にこられている、腰痛患者さまにカウンセリングしている中で、原因になっている生活習慣のNo.1は、座っているときの姿勢の悪さです。

長時間座ったままで、姿勢を変える事なく作業していたり、足を組んで猫背気味で座っていたり、PCの位置が斜めにあって体を常時同じ方向に捻って作業しているなど、デスクワークでの座位姿勢の悪さが原因なっていることがダントツに多いです。

腰痛の原因は決して職場だけとは限りません

他には、職場だけの姿勢だけでなく、自宅に帰ってからのくつろいでいるときの姿勢も大きく関与してきます。

あぐらを書いて腰を丸めた姿勢で長時間座ってTVをみたり、本を読んだりしている事や、女性なら正座を横に崩した姿勢や、アヒルずわりなど、自宅内でも腰痛になりやすい座位での習慣はあります。

決して座位だけが原因とは限らない。

デスクワークなどの座位姿勢だけでなく、運送業や、介護職の人などに多い、中腰での前傾姿勢や、重たいものを持って体をひねる動きなども、腰痛を引き起こしやすい動きになります。

女性の方なら、お子さんを抱いたり、家事のなかでもこのような動作はたくさんありますよね。

意外な生活習慣も腰痛の原因となる場合がある

姿勢とか、重たいものを持つというのは、腰痛の原因となると言われたらイメージが湧きやすいと思います。

でも、中にはこんなものが痛みと関係するなんて、と思ってしまうようなものも存在します。

腰痛と喫煙の関連性について

禁煙をしている男性のイメージたくさんありますが、数例あげますと、まず喫煙と腰痛の関係です。喫煙者はタバコを吸わない人と比較してストレスへの耐性が低いといわれる研究結果があります。

つまり、喫煙者のほうが痛みに対して敏感になりやすく、それによって普通なら痛みとまで認識されないレベルの刺激が、鈍い腰痛として認識されてしまう傾向にあるみたいです。

腰痛とマットレスの関連性について

ベッドのマットレスの硬さなども腰痛との関連性が言われています。硬すぎるマットレスですと、荷重面積が小さくなるために体の1箇所に圧が集中してしまって、腰痛を助長することがあります。

また、柔らかすぎると背骨の生理的な湾曲が崩れてしまって痛みの原因になることがありあます。

 

腰痛には遺伝的な関連性があるという研究データもある。

DNAのイメージシドニー大学の双子のデータを用いた研究で、100組をこえる双子のデータをとり調べた結果、2人共が慢性腰痛を持っている確立は、遺伝的に有意であることが示されています。

また、背骨の形状の特徴も、遺伝的に関係性があるという研究が示されています。腰痛は、遺伝すると断言はできませんが、そのような要素はあるといえるのではないでしょうか。

 

 

いかに腰痛の原因になってしまう「生活習慣」を工夫をして変えていくかが重要!

おか鍼灸整体院では、カウンセリングの際に、患者様にある腰痛の原因になる「生活習慣」について二人三脚で工夫して改善していきます。

その「生活習慣」が変化出来るものなのか、それとも変化させることは難しい習慣なのかをきちんとお聞きした上で、習慣を変えれる人には、どのような工夫をすればその習慣を無くしていけるのかをお伝えします。

腰痛になりやすい生活習慣を変えれずにお悩みの人は、お気軽にご相談くださいね。