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腰痛を起こしやすい部分④ 腰部やお尻の筋肉

腰部やお尻の筋肉が原因となる腰痛

腰痛に関連する腰部の筋肉のイメージ図  腰痛に関連するお尻の筋肉のイメージ図

腰痛は背骨や関節のみが原因でなく、その周りにある筋肉が原因で起こることもあります。その腰痛を引き起こす筋肉の主なものとしては、1つ目の図の青い矢印の「多裂筋」、2つ目の図の青い矢印の「梨状筋」が挙げられます。
 

多裂筋は、腹筋と一緒に体を前後から支えバランスを取る筋肉

腰部の筋肉のトレーニングをしている女性
まず、腰痛に関与しやすい腰部の筋肉の代表各である「多裂筋」についての説明をしていきます。

多裂筋は、首から腰まで上下に長く走っている筋肉ですが、首よりも腰のほうが負担のかかり方が大きいために、腰部の多裂筋のほうが太く、頑丈になっています。

この多裂筋の主な働きは、身体の前面の腹筋と共に身体をまっすぐな姿勢で保つ事です。ただ、姿勢を保つための腹筋群の話はまた、別のページで詳しくお話しますが、どうしてもこの腹筋が弱くなってうまく使えていない場合が非常に多く、前側からの支えが弱くなります。

となると、本来前面と後面でバランスよく身体を支えるべきであるのに、前面の腹筋が弱くなり支えれなくなるので、その分を、後方の多裂筋が余計に頑張って支えようとします。そのため、多裂筋は非常に疲労しやすく、硬くなりやすい筋肉であると言えます。

また、この多裂筋は、椎間関節や、仙腸関節にもくっついているために、必要以上に硬くなりすぎると、関節の動きを悪くして、腰痛を引き起こすことに繋がります。勿論、この筋肉自体の緊張も腰痛を引き起こす原因の一つです。
 

梨状筋の緊張は、腰痛だけじゃなく、坐骨神経痛も引き起こす

坐骨神経痛のイメージ図
次は、腰痛や坐骨神経痛に関与しやすいお尻の筋肉の代表の「梨状筋」についての説明です。

梨状筋はお尻の筋肉の中でも、かなり深部にある筋肉です。負担がかかり硬くなると、この筋肉自体がお尻の周辺に痛みを出します。

しかし、この筋肉の緊張が強くなるとそれだけでは済まずに、お尻から太ももの後面、ひどい場合はふくらはぎから指先のほうまで痛みやシビレを出すことがあります。それは、なぜかといいますと、この筋肉のすぐ下を「坐骨神経」といわれる太い神経が通っているからです。

つまり、この筋肉が緊張してしまうと、神経を筋肉自体が圧迫してしまうのです。それにより、脚にしびれや痛みを感じる「坐骨神経痛」と同じ状態が発生してしまうのです。これを我々は「梨状筋症候群」と呼んでいます。

ここまで、腰痛を起こしやすい部分として、「背骨の関節である椎間関節」「背骨のクッションである椎間板」「骨盤の関節である仙腸関節」そして今回の「腰部・お尻の筋肉」と紹介してきました。

深く細かい事までは覚える必要はありません。ただこういう所が腰痛の原因になるんだなとイメージしておいてくださいね。

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